奈良県香芝市の英語・英会話教室、ECCジュニア高山台教室にて8月最後の日曜に実施したZoom発表会について振り返ります。
中学生クラスは中1水曜、中2金・土曜、中3は火曜に実施しています。
中学生クラスは今年からテキストが一新され、暗誦課題もワード数の増加、また語彙・表現の難化、かつ中2,中3はパッセージのあとに自分の意見を述べるなどの変更があり、暗誦課題を導入した瞬間にこれはきつい、これは無理ちゃう、という声が飛びまくりました。
また、去年までなら文法プラスの時間を使って暗誦具合を個別チェックすることも可能でしたが、今年はなかなかその余裕も持てず、皆やってる!?頑張ってる!?今どのへんまで覚えた??とレッスンごとに声掛けと、直前にZoom練習会をやった以外はもうみんなの自主性に任せた感じになってしまっていたのでどうなるかとハラハラしていましたが、結果として、皆本当によくがんばってくれました!
中学生クラスの暗誦はゲストのお三方に投票を行っていただき、上位2名を表彰、また上位1名はスピーチをとりなおしてECC主催の全国大会に応募しました。
また発表会後にはゲストティーチャーからいただいたコメントと私のコメントを記載した一人ひとりにむけたサーティフィケイトを発行、生徒に良かった点と改善点についてフィードバック致しましたので、次回の発表には今回の反省をぜひ活かし、今年以上のものを見せてくれたらなと思っています。
ちなみに投票には私は参加していないので、終わった直後にゲストのみなさんにどういった観点で票を投じているのかを聞いていました。暗誦度というベースはもちろん大事だけれど、最も差がつくのはやはり言葉に気持ちが乗っかっているか、という点だと言うことでした。
発音がずば抜けてよかった子、表現が破壊的にものすごいパワーが有る子、暗誦度が非常に高く一定のスピードで自信を持って言えている子、照れが表情にでている子、緊張がこちらまで伝わってくる子、カメラからはみ出ている子、さまざまな生徒の一人ひとりの良い点がしっかり見えた発表会で、都合があわない子も動画で参加してくれたし、自分なりに色々テキストに気をつける点を書き込んで練習した様子などが垣間見られたし、どうなることかと途中思わなくもなかったけど、やってよかった!!!と大変満足した発表会となりました。
これほどの長い英文を覚えろと言われても、いやぁ、むりっしょ!とそもそも取り組まない子がいてもおかしくない、本当にそう思います。というか中学生時代の私ならやったかな?
でもやりとげた、そんなみんなにとっては何度も授業で取り扱った教科書の文を覚えるなんて屁でもないこととなるでしょう。
CDを何度も巻き戻しながら、こう発音するのか?と向き合ったことで、リンキングやアクセント、イントネーションについてみっちり考え、実践する時間にもなったことでしょう。
また、暗誦の後にはドイツからのゲスト、Davidとの打ち合わせなしのぶっつけ本番会話、イギリス英語なので(私はアメリカ英語)ちょっとした単語すら聞き取りにくいという経験もしたかもしれません。クラスメイトに質問してるやつならわかったけど自分がされたやつはよくわからんかった、ということもあったかもしれない。でも、良いの良いの!ああ言えばよかったな、これも言えたな、そういう経験を通してこんちくしょうと思ったり、今度同様のことがあればうまく言えたり、そういう道を私も通ってきました。皆にとって今回の発表会がそんな一コマになったなら嬉しいです。
また、今回の発表会は去年に引き続きZoom開催のものをyoutube にてライブストリーム配信を行いましたが、アンケートによるとみなさん結構ライヴで見てくださっていたり、遠方のおじいちゃんおばあちゃんにもURLをシェアして見ていただく事ができた、またお仕事で見られなかったご家族があとで見ることができた、会場ではなかなか全部を見ることは難しかったが、家庭から見られるので全学年見させてもらった、などのうれしい言葉を頂戴しました。
最初はコロナだからしかたないよな、と始めたZoom発表会でしたが、これはこれで新しい発表会のカタチとして継承していくこともアリなのかなと感じたりもしました。
最後になりましたが、全世界からかけつけてくれたスペシャルゲストのみなさんのご協力がなければ、このレベルの発表会は実施できなかったと思っています。
保護者さまからのアンケートでも、ゲストの先生方のお言葉が大変よかったとのお声を頂戴しました。皆さんの貴重な一日を当教室の生徒たちのためにお使いいただき、本当にありがとうございました!
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