関西ディベート練習会1月、終了しました!

1月31日(日)、Zoomにて関西ディベート練習会を実施しました!オンラインバージョン4回めかな、今回も全国からホームティーチャー26名、高校生13名、中学生41名の総勢80名が集まりました!


前回初めて午前中にやってみたらなんだか好評だったので、今回も午前中に実施、ただ前回は1ラウンドでは物足りないという声も聞かれたので、

1)初心者レクチャー+1ラウンド

2)2ラウンド

の2パターンに分けて実施しました。


初心者レクチャーでは立論と反論をAREAとNLCを使って行う練習を実施。


・ペンギンを学校のプールで飼うべき
・塾を廃止するべき
・ドナルド・トランプのツイッター永久凍結をやめるべき


というお題でそれぞれ練習してみました。

反論はなかなか日本の文化の中ではしないほうがいいぐらいの勢いもあるせいなのかなんなのか、なかなか上手にできないことが多いのですが、今日のレクチャーの中ではみんないきなり反論マスターやな!というぐらいきれいにAREAの型にあてはめ、特に例もうまく盛り込んで説明できていたのが素晴らしかった!


また、ラウンドは下記の論題にて実施しました。


Round 1)  Museums should be free to everyone.

Round 2) Schools should stop the culture of TOMO CHOCO.

(students will be prohibited from giving chocolate not only inside school but also outside school).


ちなみに今回のラウンド1のお題は今春から改定される中学生クラスの新教材、Voicesから抜き出しました。春からの中学生クラスでは、さまざまな題材についてのバックグラウンドを英語で学習した後に自分の意見を述べる練習をしていきます。


私は2ラウンド目の中1ラウンドを聞きましたが、もうみんなちゃんと英語で全部言えるようになってきていて感動、ほんっとすごいなとニヤニヤしながら聞いていました!

高校生ラウンドの1試合目ではみなようそんな例知ってるな!というものがどんどん出てきて白熱の試合になったようですよ!


下記にアンケートでお寄せいただいた声の一部を紹介します。


<高校生>

・反論したり、意見を相手に正確に伝えることはとてもむずかしかったです。しかしこれから社会に出ていくのにとても必要な力だと思います。すごくいい経験です。ありがとうございました!

・自分の語彙の無さが凄くよく分かったのでもっと色んな単語に触れていきたいです。

・時間の調整と反論の精度を向上させたいです。

・相手の意見を聞き漏らさないようにするのにするので精一杯で、いざ自分の番になったとき即興で答えるのが難しかったので、反対意見を聞きつつ自分の意見や反論を組み立てられるようになりたいです。

・考え方の構成を知ることができた


<中学生>

・緊張したけど楽しかった

・即興で、相手の反論を考えれるようになりたいです。

・反論を英語にしたい

・普段一緒にやらない人たちとしっかりチームワークができた。

・もっと時間いっぱい使って、話せるようになりたいと思いました

・反論を日本語で言うのは簡単だけど、英語になると難しい。

・前回と違う新しい気付きが色々あってよかった


<ホームティーチャー>

・2回とも中1ラウンドに入りましたが、ディベートの型がしっかりしていて、みな英語でチャレンジしているところが素晴らしかったです。反論もAREA を意識し、主張だけでなく理由も言おうとしていて(言えないときもありましたが)感動しました!

・偶然にも1回目の初参加から、2回目、3回目ラウンドを見ている生徒さん(自教室ではなく)の成長が感じられました。

ディベートの良さはチームメイトからも学べる事。チームメイトからちょっと難しい単語をヘルプしてもらい、使う事でチャレンジできるんだなぁと嬉しくなりました。

・"プレパで、あーでもないこーでもないと子どもたちが意見を交わし合っているのがとても貴重な経験だと改めて思いました。

限られた時間でやらなくてはならないのも大切な要素ですね。

・何度もここで会って、見たことがある顔の生徒さんは、どんどん上手くなっているのを感じます。

成長の早さ、こわいくらいー。


アンケートのほんの一部、すべて原文ママ、です(笑

私もディベートをはじめてこの春で3年になろうとしていますが、まーそりゃまだまだ全然会心のスピーチができたな!なんて思える日はありません。生徒さんの感想からも、あらたな課題を見つけた様子がよくわかります。


ああこんなにできなかった…と凹むか、よっし今度はここができるように頑張るぞ!と次に繋げるのか。


生きていくということはつまりその連続です。その経験が連綿とつながり、今日の自分をかたち作っていきます。

そんな風に成長していく過渡期にあるこどもたちにに寄り添うことができる、そして自分自身もまだまだ成長できるんだと感じることができるこの関西ディベート練習会という機会を、今後も大切にしていきたいなと改めて感じた一日となりました。


このような練習会を実施できるのも、全国から集結してくれるホームティーチャーたちがいてくれるからこそ!


さきに出てしまっていて全員は写っていないのですが、みなさんのご協力に心から感謝します!いつもありがとう!!!



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