漢検®CBT受験してきました!

香芝市高山台のECCジュニア高山台教室では、毎年6月と8月に漢検®を実施しています。当教室生はこの時に受験することがほとんどですが、たまに11月ぐらいに受験のために漢検®を受けたいのですがと相談されることがあります。そんなときは5人あつまれば教室で実施できるので募ってはみるのですが、6月と8月と普段から告知しているため人数が集まらずに実施できないこともあります。

このような場合に今後生徒さんにこのCBTをおすすめできるのではないかと思い、どんなものかひとまず私が受けてみよう!


というわけで本日、漢検®CBTを受験してきました!


CBTとは?

近頃よく聞くこのキーワード、英検®でも導入されていますが、Computer Based Test の略称で、紙ベースではなくパソコンやタブレットなどの電子機器を使って受験します。従来型の試験に加えて登場しており、日程や実施場所がバラエティに富んでいるので受験機会の増加に役立っていますが、コンピューターベースなので基本的なキーボードやマウス操作に慣れている必要があります。


英検®の場合は奈良駅前しかまだ受験場所がないようですが、漢検®は八木駅付近でも実施していたので行ってみました!申込みはPCやスマホから簡単にでき、定員にならない限りはかなり直前まで予約可能なようです。4日前とかいう文字を見たような…また、前日にリマインドのメールが届いていました。受験票などの事前送付はありません。


大和八木駅前テストセンター


Google マップの位置がこれちょっとズレてます~!なので探すのにものすごく苦労したのですが、実際は国道24号沿いの橋本ビルの2F、グーグルマップでいうと英会話イングリッシュプリーズ、と書かれているビルになります。


会場につくと、まずこのご時勢ですので検温と手の消毒、そして身分証明証を確認したら荷物と上着を所定の場所に置きます。予約画面を見せるなどのことはありませんでした。


テストセンターは普段はロボットプログラミング教室であるようで、とても狭くて5人ほどしか一度に受験できないような小ぶりな感じ、じろじろ見るわけにもいかないし、私が一番手前の席(指定)だったこともあり私の他の4名ほどの方々が何を受験しているかはわかりませんでした。集合時間も試験ももしかしたらバラバラだったかもしれません。


着席すると、係の方からかな入力とローマ字入力の違いについての説明は必要ですかと聞かれたので不要と答え、ログイン情報のかかれたA4一枚の注意事項を読み、サイン。下記動画と同じものをPCで個別に視聴しました。再生バーをスライドさせてスキップするすることも可能です。

その後練習問題が準備されており、それが終わったら(スキップもできたかも)本番スタート、最初にかな入力とローマ字入力の選択と、利き腕の登録がありました。

ひらがなやカタカナはキーボードから入力、書き取り問題はワコムのペンタブから入力します。最近はクレジットカードで買い物をする際にタブレットにサインする場合がありますよね、あれもワコムであることが多いけど、あれよりもっと精度の高いもので、説明動画ではへんなコンピュータ文字に変換されるのか??と不思議に思っていたんですが、ちゃんと自分が書いた文字がそのまま画面に出ます。


制限時間は紙ベースと同じ60分でした。事前の申込みでは90分となっていたのでなんで長いのかと不思議だったのですが、説明の時間を含んでということだったようです。


しかしちょっとやりにくいなと思ったのは、漢検の場合、スッとかけた場合は良いですが、思い出すために紙に試し書きしたかったりしますよね。それがペンタブで、解答欄のなかでしかできないんですね。ペンタブの各画面はスマホの画面より小さく、そんなにたくさん試し書きできないので、試し書きしながら違うなと思ったら消しながらやっていくのですが、せっかくいい感じで頭に浮かびつつあったイメージまで消してしまうような感覚になることがあり、私的にはやりにくかったです。


英検®では手元でペンと紙でメモ書きができるらしいので、漢検®こそこの制度が要るでしょうよ!と思いました。


また四字熟語の問題などでも、選択肢が示されていて選んだものは消していく、という作業が紙ベースでは容易にできますが、問題用紙の解答欄以外には書き込めないので、これもできない。余白もないので頭の中で消していくしかなく、これもちょっとやりにくかったです。繰り返しになりますが、手元にメモさえあればこれも改善されるよなぁ。


試験を終えたら出席証明書なるものをプリントアウトせよ、という画面になるのでそれを実行し、画面からはログアウトしてプリントアウトしたものをもらって帰宅の途に付きます。合否は検定日の8日後午前10時より漢検ウェブサイトで結果がみられるようです。紙ベースの場合は40日とかかるのでこれはかなりのはやさ!郵送でも10日前後で通知書が届くようです。


というわけで、受験してみた感想としては、問題の遷移などはとくに説明がなくても違和感なく感覚的にできるのではないかと思います。ペンタブの感度も良好!ただ日頃小さすぎる文字を書いている生徒なんかはやりにくさを感じるかもしれませんね、紙に書くよりごまかしが効きにくい感じはあります(笑

また、ふりがなを書くときにキーボード操作が必要なので、ブラインドタッチができるのが理想的、ブラインドタッチとまではいかなくてもそこそこの速さで打てることが必須条件だと感じました。


キーボード操作になれている中学生以上なら問題なく受験出来そうです。



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