be動詞【PA】

本日の高学年継続生レッスンにて。


今回のターゲットセンテンスは


I want to be xxx.  

I want to xxx .


今までも何度となくスピーチや絵本で触れてきた表現なのでコレ自体はなんてことないのですが。ただ2つのパターンがまざると、 I want to be listen...などというように、be動詞と一般動詞を混ぜてしまう子がいました。そこで「その be はいらなくない?」と突っ込む生徒、「え、なんで、いることない?」と返す生徒。


そこで問題です。いつも私が質問を投げかけたら速攻返信しないといけないことになっている質問を急に生徒に投げました。


私:「名詞とはなんですか」

生徒:「物の名前を表すことば!」


私:「動詞とはなんですか」

生徒:「動きを表すことば!」


私:「形容詞とはなんですか」

生徒:「ものの様子や状態を表すことば!」


私:「副詞とはなんですか」

生徒:「名詞以外となかよし…えーと、名詞以外をせつめいすることば!」


おっしゃーーー!引き続きこの I want to be be を指差し、これなに?と問いかけてみました。


「…え?be ?え、なにやろ、副詞かな?副詞なんじゃない?」とゴニョゴニョ。最初は全員「副詞ちゃうかな!」というので、ぶぶーーー!ちがいますーーーー!と思いっきり不細工な顔でいうと、くっそーーー!と言いながら今度は形容詞と動詞にクラスが半分に割れました。ので、「動詞!」と言った生徒に拍手で近づいていくと、形容詞と答えた生徒が「え、動きを表すことば?be が??」と不満そう。そこですかさず


私:「動詞には2つある、それは何!?」

生徒:「数えられるやつと数えられへんやつ!」

私:「いやそれ名詞やろ!動詞には2つある!」

生徒:「be動詞といっぱいど…えーーーーっ、びーどうしって、びーどうしって、もしかしてこの be かよ!!!!」


ってこういう瞬間の生徒の、まさに「ぱぁぁぁぁぁぁ・・・・!」というオノマトペを吹き出し付きでつけたくなる感じの顔、大好物です!(笑


大好物つながりで、先日JI(中2)の生徒が急にレッスン中に、「まって、形容詞ってもしかして…形容詞ってこと!?」と。え、うん、それ以外の何物でもないけどなんで??とよくよく聞くと、日本語の形容詞と英語の形容詞はなにかまったく別のカテゴリのものだと分けて考えていたようで、「え、形容詞って結局形容詞ってことでいいわけ!?」と。


あーーー、もうわかる、わかりすぎる。私もわかったようで何度もこれってどういうこと?って頭ぐるぐるしてたよ、中学生の頃。形容詞?副詞?ん?助詞?男子?あ、それはちがう、とか思いながら、自分の中でいろんな文法用語がしっくり来出したのって、実は高校英語をやりながら中学英語を思い返していた頃だと思います。国語の文法がしっかりしだしたのも、多分古文や漢文の授業がグっと増えた高校の頃。


いまは、その下地を作る時。種を植えては水をやって、盛り土して、寒い日にはわらをかぶせて…ぱぁぁぁぁ…!っと芽が出る瞬間を目撃することが、この仕事をやってるとちょいちょいあるんですよねー。


その瞬間が、大好物です♪

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