英検®1級二次試験対策法!

新年、あけましておめでとうございます!


報告が遅くなってしまいましたが、2019年11月、英検®1級に合格しました!


で、いきなり二次対策法かーーーい!という話なのですが(爆


一次対策は結局1に単語、2に単語、3,4がイディオム5が単語だったりするので。


今回わたしが1級に合格できた原動力となったのは、去年春からはじめた英語ディベート、もうこれに尽きます。英検に向けてなにかスペシフィックに勉強しましたかって言われても、正直語彙をちょいちょい見たり積ん読になりがちなタイムをチラ見したりするようにはしてましたが、基本的にはこの1年狂ったように英語ディベートやってました。


ま、それはまたいつかどこかに書くとして(いやすでに書いてきた気もするが)。


面接対策として行ったオンラインレッスンがなかなか効果的だった気がするので、そのやり方を書き留めておこうかと。英検®1級面接対策にはもちろん、負荷の高い練習法としてなかなか良いフォーマットではないかと思います。


まず、英検®1級二次面接試験のフォーマットについて確認します。


  • 1)挨拶、自己紹介、スモールトーク。
  • 2)机の上にある論題シートをひっくり返すように言われる。そこには論題が5つ載っていて、1分以内にその中から1つ選び、スピーチ(2分)の準備をする。
  • 3)2分間スピーチ
  • 4)スピーチに絡んだ内容の質疑応答


多分、1級の二次対策として普通の道(?)を歩んできた人は、二次試験に出る5つのトピックの中から自分が言えそうなポイントが浮かぶ論題を見つけられなかったらどうしよう、とかそういう方向から悩むんじゃないかと思うんですが。


私はむしろ逆で。


この1年半、ディベートを通してあらゆる分野のあらゆるトピックについて触れてきたので、ぱっと見、だいたいどれでもポイントは浮かびます。その中でもこれが言いやすい!というポイントを選んでスピーチを試みると、ディベート風に深堀りしようとしすぎたり(メカニズムやインパクトをつめまくりたくなる)、ポイントをたくさん出したくなったりして二分に到底おさまらない、という時点がスタートでした。


なので、いかにトピックをさっさと選んでプレパに入るか、そして言いたいことをいかに2分に収めるか、これが課題でした。


ディベートを始めてからオンライン英会話はお休みしていましたが、なじみのネイティブ講師をなるべく選び、事前に下記のようにリクエストしました。


I would like to practice for an interview test. 


 1)choosing one theme and preparing, 1 minute(i will choose it from my text book) 

 2)delivering my speech 2 minutes

 3)feed back 

 4)questions  


リクエストには文字数制限があったので上記が精一杯、前置詞などは省きました(笑

でもこれだけだとわかりにくいので、初めての講師には説明する必要があります。

また、3)と4)は本当は反対のほうがいいのですが、なんかそうするとスピーチの内容を忘れちゃうという講師が多かったので、この形に落ち着きました。説明しないと、4)のquestion はこちらから質問があったらするのかと勘違いされてしまうので、面接の中で、スピーチに関係のある質問を2つ3つ投げられるので、即興で答えられるように練習したいと説明しておくと良いと思います。ちなみにこの質問が次々浮かぶ人はまれで、ネイティブでもわりと質問を繰り出すのには苦労している人が多かったかも。


この説明だけでも時間を食うので、できるだけ同じ講師のレッスンをとるようにしました。また、ネイティブ講師を選んでやってたんですが、いまいち良いフィードバックをくれない講師は随時ブラックリスト入り(爆 、IELTSに似てるね!といった講師もいたので、IELTS対策が得意な講師なんかが良いかもしれないです。なんせ講師の得手不得手を見極めてリクエストしましょう!


またレッスンを受ける前の準備として、いろんな書籍、過去問、ネットなどから2次面接に出そうなお題をグーグルドキュメントにまとめて5つごとに区切りました。そして本番さながら、プレパが始まってから論題を見て、そこから選んでプレパして・・・という風に練習をしました。この論題をプレパの前に先に見せてくれない?という講師もいましたが、それだと私の練習にならないので(先に論題が目に入ってしまうから)、その旨も説明し、プレパの後に伝えるようにしました。


論題集めにお勧めなのは下記の黒い本。二次面接会場でもこの本を持っていた人がかなり多かったように思います。

私も友人に借りて使いましたが、なんだろ、どうも私この著者の方と意見が合わないことが多く、模範解答見るとなんかイラっとすることが多かったので論題だけ抽出して使いました。


また、私は使っていないのですが、面接を終えてエレベーターで会った方がものすごく熱心にすすめてくれたテキストがこのオレンジのやつ。この方はこの日が3度めの挑戦で、ツイッターでこの本を知って使ってみたらどストライクだったらしいです。めっちゃ気になる(笑

わたしは普通に旺文社のやつを買ったんですが、論題は少なめだったものの、これがいわゆる求められているモデルスピーチなのだな、という型がなんとなくつかめたし、結果的にこの中から出たので、買ってよかったのかな、と思います。


また、英作文用の教材も二次面接用にも使えます。っていうか英作文と二次面接の対策はわりとカブります。なので、1次試験が終わったら、すぐに二次試験の対策に取り掛かるべきです。落ちてたら置いてたで次に受けるときの英作文対策になるので、一次試験が終わったらまよわず二次試験の対策をはじめましょう!


さて、先に述べたように英検®1級の二次試験は、まず最初にトピックが5つ載ったカードを見るように言われ、1分間でその5つから1つ選んでその後の2分間スピーチのための準備をする必要があります。何度か練習して感じたのは、


迷ったら死亡


ということでした。なので決め打ちで必ず一番上を選ぼうかと思ったりもしたのですが、なんとなく練習を何度もしているうちに、どうも自分は上から3つ目を選びがちだなということがわかったので、もういきなり3番を見ることにしました(爆


本番ではこの3番に、なんとディベートでは基本中の基本、ban tobacco が載っかっていて、なんの奇跡かと本当に驚きました。ちなみに1次試験の英作文もディベートでやったことのある、宇宙開発がらみの出題で、この一年ディベートしまくっていた私にディベートの神様がくれたプレゼントかなと思ったりしましたが…っていうか、一級の出題範囲を余裕でカヴァーしてしまうほどディベートをした結果だったりするのかな。


つまり、間違いなく言えることは、英検®1級対策と英語ディベートはかなーーーり相性が良いです。1級対策でボキャビルばっかりで面白くないし息が詰まるし前が見えない!と苦しんでおらる方がもしおられたら、英語ディベートを練習の一つに取り込むことを熱烈にお勧めします!


私は普段、オンラインディベートプラットフォームであるミクシディアで練習しています。日々、無料の自主練がたつので、興味がある方はまず見学からどうぞ!


ミクシディア
 https://mixidea.org/


また、上記サイトに立つ練習会の情報がシェアされるfacebook グループがあるので、参加しておくと便利です。


英語ディベート練習をしたいがなかなか場所をみつけられない人がオンラインで練習するコミュニティ

 https://www.facebook.com/groups/162526760984951/


もしあなたがホームティーチャーなら、下記グループの中でさらにこゆーーーーい情報交換が出来ます。お気軽に参加申請くださいませ!


ECC Debaters the Third Dawn

 https://www.facebook.com/groups/833300080186802/


というわけで、今年もどうぞよろしくお願い致します!


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