去年の12月にECCの先生方と力を合わせて始めた、関西ディベート練習会がいよいよ1周年を迎えるこの12月、キックオフ時にお世話になった、そして今ジャッジとして練習会を支えるメンバー全員のディベートの師でもある神奈川県聖光学院の河野周先生がおいでくださり、下記の通りECC本社での練習会が実現します!
当教室生で参加を希望される場合は、すでにレター、LINE@でお知らせしておりますリンクよりお申し込みください。
日時:12月15日(日)
場所:ECC本社ビル 11階 会議室 1101号および1102号
参加費:1000円
参加対象:
●生徒 中1~高3の生徒さんが対象です。ひとまずECCジュニアまたはベスト・ワンの在籍生のみを対象にしますが、応募状況を見て卒業生にも門戸を広げる場合があります。初心者でも大丈夫!というかむしろ参加者のほとんどが初心者の練習会です。
●HT(ジャッジ) これまでの生徒練習会、オンライン練習会やフレンドリーカップ等でジャッジ経験のある方にお願いしたいと思っています。
●HT(トレーニージャッジ) ディベートが始まったらジャッジの隣でジャッジと同じようにフローをとり、Voteを出しますが、生徒には公表しません。正ジャッジのVoteとRFDを聞いて、なるほど、ふむふむ、とお勉強していただけます。また、正ジャッジのかわりにタイムマネジメントをするなどの役割を担う場合もあります。
●HT(生徒ヘルプ) 準備時間に活発に議論がかわされるグループはある程度ほっといて大丈夫ですが、引っ込み思案なメンツばかりがそろったグループでは、誰もなにも発することなく、あれー、おわっちゃったー、どうしようーーー!がありえるので、スムーズにブレーンストーミングを行えるよう先生から声掛けをしてあげていただいたり、役割がいつまでも決まってないようなら決めよう!、スピーチそろそろかきはじめよう!などとお声かけしていただく役割です。助けすぎず、しかし流れを助けられるよう遠くから、または近くから見守ります。
当日のスケジュール(予定):
【午前中】
<対象:HT&ECCスタッフ>
(遠方の方、生徒さん別室で待機可能です)
10:00~
① HT&スタッフ向けレクチャー(担当:河野先生)
11:00~
② ディベート実践(見学可)
見学者はトレーニージャッジの立場で、ジャッジの横でフローをとったり、フィードバック付箋に各スピーカーの良かった点をかいたりする。ジャッジの総評を聞き、リフレクのやりかたを学ぶ。フィードバック後質疑応答。
【午後】
<対象:ECC生徒、HT&ECCスタッフ>
13:00~
①60分 生徒向けレクチャー、ルール説明(担当:河野先生)
14:00~
②Round 1(ジャッジ:HT、ディベーター:生徒)
15:20~
③Round 2(ジャッジ:HT、ディベーター:生徒)
16:30~
④Round 3(ジャッジ:HT、ディベーター:生徒)
17:30~
⑤クロージング
17:50(生徒帰宅)
折しも今年、PAクラスにディベートプラクティスが導入され、再来年の中学生教材にもなにかしらその方向のものが入ってくることが予想されます。っていうかそういやすでにL1,L2に入っているオプショナルディスカッション、ここはめっちゃディベートできるとこだったりします。
練習会に繰り返し参加してくれている生徒さんたちは、見事にAREA(Assertion:主張、Reason:理由、Example:例、Assertion:再主張)で自分の言いたいことを組み立て、時には自分のポイントの重要性をも説明に加え、しっかりと英語で自分の意見を論理的に述べることが出来る力をつけています。
当教室ではレッスンでもPA(小5~小6継続生)以上のレッスンではAREAを意識して意見を述べるように繰り返し指導していますが、先日中3生が、That is why と自分の意見をまとめようとして、うまくつながらないともがいていました。
主張)僕は環境を助けるために電気を消します
理由)なぜなら父がよく電気を消し忘れるからです
例) たとえば父はよく部屋の電気を消さずに出ていきます
主張)そういうわけで、僕は環境を助けるために…あれ?
と言った具合です。そして自分で、あれ、これって理由がもしかして理由になってない?とつぶやきました。そやなー、父が電気を消し忘れるから消す、それは自分がどのように日頃やっているかっていう例やったりするかなー、理由ではないよなぁ、じゃぁなんで電気を消すの?と問いかけると、しばらく悩んだ末、
理由)電気をこまめに消すと電気の使用量を節約できる
みたいなことかなぁ?という地点にたどり着いていました。
高校生の英検の英作文添削でも、ディベートで立論つくるイメージで書かせるとうまくいくことが多く、助かっています。
また、ディベートでは短い時間でポイントを複数たて、それをAREAで説明しないといけないので、いろんな論題を繰り返すうち、どんな論題でも即座にポイントが2つ頭にパッと浮かぶような状態になっていきます。
これにハマると論理的思考力を鍛えることができますし、っていうか英語力マジで伸びますよ、それは私自身が証明できると思っています。
ディベートを始めるまでは英検1級とか夢のまた夢と思っていましたが、今では確実に実現可能な目標の一つになりました。正直、この歳になって暗記力も落ちる一方、自分の英語力はこれで頭打ちだろうな、なんて思っていたのはなんだったの状態。
これに一人でも多くの生徒をハメることができたら、生徒の英語力の伸びのすさまじさを目の当たりにすることになると思います。
それがわかっていても尚、まだ早い、うちの生徒がディベート?そもそも自分もやったことないのに、と思われる先生もおられるでしょう。なんなら自分もやったことがあって、嫌な思いをしたからやらせたくない、という先生もおられるかも。
最近、本田圭佑のツイートにめちゃくちゃ共感したので紹介させてください。
「子供があれだけ成長できるのは、失敗体験が少なく、ちょっとした成功体験を無意識でもう一度味わおうするから。
大人は違う。体験量が多すぎて、無意識に制御するようにできてる。だから意識的に考えることが大事なんです。」
ディベートをやらない理由なんてゴマンと見つけられますが、どうか自分のコンフォートゾーンから一歩でて、体験してほしい。そんな機会のひとつにこの練習会がなるといいなと思っています!
なんかよくわからんけど興味はあるかもという方がおられましたら、ぜひ下記のfacebookグループにお越し下さい!
We heart Debate 関西ディベート練習会
0コメント