英語ディベート・7月定例練習会実施しました!

今月の練習会は初開催地、京田辺市にて実施いたしました!

今回は前回に引き続き、東京からスペシャルゲストとして小野暢思さんをお迎えしました!練習会では言い忘れてましたが(コラ)、小野暢思さんというと wikipedia にも名前が載っている、トップディベーターのお一人です!


どこで知り合ったの?とよく聞かれるのですが、ブログでも何度か紹介している、オンラインディベートシステム・ミクシディアで知り合い、今では毎週オンラインで稽古をつけていただいています。


って古い言い回しやなぁとお思いでしょうが、暢思さんは齢27にして繰り出す例がおかしいことで有名で、今回の午前中のレクチャーでもまず、「どうも水前寺清子さんと手のひらの大きさが同じでして」と、すごいのかそうでもないのかよくわからないところからスタート(爆・いやでもすごい人なんですよ?)。


そう、この人差し指が清子と同じ長さ。

午前中は「結婚までは実家暮らしすべきか、一人暮らしすべきか」という論題を深掘り。そろそろ子どもたちが結婚、就職あたりにさしかかるというホームティーチャーからはガンガン実子のエグザンプルが出まくり、爆笑の立論&反論練習となりました!


また、午後からは中1から高3までの生徒、それも約半数が英語ディベート初★体★験!な生徒さんたちへのレクチャー、まずはAREAを使った立論の仕方を学びました。


AREAとは  

 Assertion (主張)  

 Reason (理由)  

 Example (具体例)  

 Assertion (再主張・結論)


置き勉禁止、制服廃止、ベネズエラのうさぎ問題(笑)、トランプったらもう!(爆)などといろんなジャンルのお題で反論のやり方も学び、今回が初めての生徒もリピーターのみんなも、最初は日本語で、だんだん英語で立論や反論を考えていきました。


その後、実際にラウンドを実施しました。

お題は、


THW ban entertainment activities by teenagers/minors.(未成年の芸能活動を禁止する)


私は人数調整の関係でリプライとして中3チームに入りました。うちの生徒と同じチームだったので、生徒には一番役割の多いMOをやってくれー!と食い下がられましたが、先生が間に入っちゃうと混乱するので、入るとしても一番影響のないオシリって決めてるのよ、というとかなーーーり不満顔。それでも、「経済に良い」というポイントを自分なりに英作文することができていましたし、反論や立て直しもがんばってました!

ラウンドの後、反論と立て直しの区別がつかない、というような事を言っていましたが、それ、センスの良い疑問だと思います。立て直しって結局反論への反論だったりするから、え、つまり反論じゃない?って混乱するよね。そう、もう全部反論でいいよ(笑


また、練習会の最後の締めくくりには、暢思さんに同じお題でPM5分モデルスピーチをお願いしました!お約束のノープレパ(爆

いやね、その場にいた大御所ホームティーチャーの思いつきで、ああそりゃいいな、やってくれる?って聞いたら即、「やりましょう」ってかえってきたのでね。なんていうか、これぐらいのスピーチなら再生ボタンを押すとぱっとはじまるっていう感覚だよね、もはや。


うあーーーー、かっけーーーなーーー!って思ってくれた生徒がいたなら、そこからなにか感じることができていたら、そしてそれがなにかに繋がっていけばうれしいな。


参加者のみなさんからは、続々とうれしいお声を頂いています!


●ディベートの流れが分かり前を見て堂々と話すことが出来た(3回目の参加)


●例えば〜を言うときの表現を使えるようになった(今回が初めての参加)


●反論がスムーズに思い付くようになってきた(4回以上の参加)


●お題が難しかったけどみんなで考えて楽しくできた(3回目の参加)


練習会も回を重ねるにいたり、リピーターと初参加者の間に力の差が少し見えるようになってきました。ただ、差といっても月1回行くかどうかの違いで、結局は慣れなんですよね。皆思った事を英語で話すとか、即座に英語で反論とか、無理無理無理!!!!って思っているかもしれないですが、それはやったことがないからそう思うだけなんじゃないかな。そう、「力の差」とか書きましたが、なんてことはない、心の余裕の差というのかな。


やったことがあるから、この先何をやるべきかが頭の中にイメージできるから、大して怖くない。むしろだんだん楽しくなってくる。暗記暗唱だけではたどり着けない、お互いの意見をやりとりするこのワクワク感!実践を積むことでたどり着ける境地、最初の一歩をふみだした皆には、是非これからも回を重ねていってほしいなと思います。


私たち講師にできるのは機会を与えることだけで、その後の取捨選択は生徒自身に委ねられます。


ちなみに今回うちの生徒が一番感銘を受けたのは、レクチャーでもラウンドでもなくて、会が終わってから聞いた彼の職歴、そこでやってきた仕事と絡んだ人々だったようで、マジか!!ヤフートップ記事扱い!と大騒ぎ(爆 
えーい、そこかーーーい!


英語ディベートができる力とプロデューサー、または英語ディベートができる弁護士、はたまた英語ディベートができるパティシエ、いろんな力と掛け合わせることでとてつもないパワーが生まれ、チャンスが広がるという暢思さんのお話、皆の心に届いているといいな。  


子どもたちにはそのどのチャンスもつかむことの出来うる未来が広がっている。 いいねぇ、ワクワクするねえ!このディベート練習会がそんなこんななキッカケのほんの端緒になってくれたりすると、本望なのです。


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