奈良県香芝市の英語英会話教室・ECCジュニア高山台教室および、葛城市に2025年4月に新規開講する、ECCジュニア大和新庄教室、講師の髙桒(たかくわ)です。
さて、英語学習を続ける上で、大変だと思うことの代表格と言えばなんでしょう?
それは、単語学習ではないかと思います。特に中学生ぐらいまではそれほど困難に思っていなくても、高校になって、同じような意味の単語が多い、ということがありませんか?
私自身、TIMEを読んでいる時なんかには、意味のわからなかった単語にマーカーを引いて、あとで一斉に調べることがあるのですが、3つあったわからなかった言葉の意味がほぼ全部一緒で、ぅおい!!!ひとつにしてくれよ!!!と思ったりすることはしばしば(笑
まぁしかし日本語で文章を書くときには、同じ言葉が繰り返しにならないように別の似た語彙を用いるということはよくありますし、それを知ってこそ表現の幅も広がるというものです。
また、似たような意味であっても含意が違う、ということもよくあることで、そうした事は単に英単語と日本語の意味を機会的に覚えるだけでは限界がくる、それが高校時代の単語学習かなと思います。
たとえば since という単語は、中学時代には完了形の中でよく出てくる、「~以来」という単語として覚えます。Tシャツなどにもよく since 1950 などと書かれているので、定着の良い単語ですが、これが高校生になると、 because とおなじような意味で「~だから」とか「~ゆえに」などのように使われ始めます。
ひとまずは「そういう意味もある」とおぼえるのでしょうが、生徒の口から「~だから」と言いたいときにはまずもって because が使われているように思います。まぁ、別にそれはふさわしく使われているので良いのですが、より正しくニュアンスを理解すれば since が使われる場面も増えるのではと思うのです。
ちなみにsince のあとに述べられる理由は because にくらべるとより軽めである場合や、すでに話し相手も知っている内容だったりします。
こうした意味の違いは大量に触れる英文の中でこそ会得しやすい。
この because に似た since がリスニングやリーディングマテリアル出てきた時に私は、「ご存知のように~だからです」のように訳すようにしています。ここで「ん?ご存知のようにはどこから出てきた??」と生徒がハテナ顔になってくれればしめたもの、since と because のニュアンスの違いを説明したりします。
そしてそんな時に、生徒が「おおお」とメモってくれたりすると、ぃよっしゃ!と心の中で小さくガッツポーズです(笑
ところでECCジュニアの英語英会話・中学生以上の教材の一つに、アクセスハンドブックというのがあります。これは単語学習のためのテキストで、生徒がアクセスしやすいように小さめのサイズになっていて、いつでもどこでも持ち歩いて単語や基本表現を覚えることに役立つテキストなのですが、高校生のアクセスハンドブックが本当に秀逸でして。
新出単語が左のページに載っていて、右のページにはその新出単語をすべて網羅した良質な英語パッセージが載っています。このおかげで、文脈の中でどのようにその新出単語が使われるのかがわかる、文脈があるから単語も覚えやすい!
英語学習のかゆいところに手が届く、よく練られた教材で生徒たちに英語を教えられることに幸せを感じる今日このごろなのです。
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