where there’s a will, there’s a way

去年12月に立ち上げた、ECCジュニア生のための、関西英語ディベート会!

こちらに参加してくださった、東北のリリー先生のブログをリブログします。

わたしもディベートに出会ったのは去年の3月、そこから怒涛の急展開、一年経たずしてここまでたどり着けた原動力は、リリー先生のこの「強い憧れ」でした。

たくさんの方に出会え、そしてこの会を運営できている幸せを再度感じさせてくれたのもまた、リリー先生のこのブログです。

関東と関西ではすでに毎月生徒を巻き込んだ練習会が立ち上がっています。その他の地域でも続々とうちでもやりたい!という声が聞かれます。

この大きな流れに一人でも多くの先生、そしてECCジュニア生たちが巻き込まれていくことを、心待ちにしています!

ECCジュニアゆりが丘教室

私はこれがやりたい

こんにちは。ECCジュニアゆりが丘教室のリリーです。

今日のブログはとても長いです。すみません。読まずに写真だけ見る方がいいかもしれないくらいです。とにかく、お時間ある時に、ディベートに興味がありましたらどうぞ。分割するのも嫌で、そのまんま投稿します。


1月13日(日)奈良県で開催されたディベート練習会に参加してきました。その報告をします。

朝は、飛行機から富士山に会えました。単純に大変嬉しい!
伊丹空港からリムジンバス→難波から近鉄電車で、油断して寝落ち、ひと駅乗り越したけど、優しい駅員さんのお陰でひと駅、間違わずに戻れて、ひと安心。

ま、いつも通り、一度は電車でしくじる私。

着きました。ここかー。奈良県産業会館。はるばるここまで来たわけは、
はい、こちら
ドアの向こうから、聞き慣れた大好きな声が聞こえます。河野先生、そして、まるちゃん(奈良県のECCジュニア高山台教室髙桒文子先生)の声です。安心してドアを開けました。午前の部は、ホームティーチャー対象、ジャッジ向けレクチャーと、ラウンド実践。私はラウンドのプレパ(準備)スタートするところからみんなに合流できました。オンラインディベートをずっと一緒にやってきた面々♡♡♡♡♡

モーションは

We should ban school uniforms. 

我々は学校の制服を禁止すべきである。

これまでも何度かやっているモーションなのに、やっぱり、全然うまく言えませんでした。サマリー(まとめ)のスピーチ担当だったのに、相手への反論ばっかりに時間を使って、自分たちの考えが、相手サイドの考えより、どういう点でどう優れているのか、より良い社会にするにはこちらのプランが優っている、とまで、全然話せぬうちに時間切れ、ガックリ、ま、でも、これもまた、いつものことなわけです。

※スピーチ時間は3分、両サイドとも、まとめの人は2分

【ラウンドの内容をちょこっと紹介】
即興型英語ディベートではお互いのチームが2つのポイント(サインポスト)を立てて討論します(ラウンド)。

例えば今回は、

ガバ(ガバメント、モーションに賛成側)は、制服を禁止すべき、なぜなら
①費用面で良い効果がある(入学時の親の経済負担が大き過ぎるから、それを、それをなくし、そのお金を他のことに使える)
②子供の健康によい(温度変化に対応しやすいなど)

オポ(オポジション、モーションに反対側)は、制服を禁止すべきではないなぜなら、
①同じ服を着ていることによる有効性(引率する先生が都合良い、生徒は勉強に集中できるなどなどなど)
②長い目で見るとお金がかからない

という、2つずつのサインポストが立てられました。

さてみなさんは、このり両サイドのポイントについて、どう思いますか?自分が話すとしたら、理由は思いつきますか?反論は思いつきますか?

制服を禁止した方が良いというモーションで、人を説得できますか?

または、オポなら、現状のままで問題ないから、制服を禁止する必要はないという理由と、それを裏付ける具体的な例は言えますか?


ディベートでは、相手の言ったことに対して反論し、その反論に、更に反論して自分たちのポイントを建て直すことが求められます。議論が噛み合うと、良いディベートになるし、噛み合うことなく、自分たちのポイントを主張するだけだと、平行線で、ジャッジ(聴衆)は、どちらが良いか選びようがありません。

例えば、今回は、ガバからの、制服は高額過ぎる、という主張に対し、オポからは最近は、中古品で制服を購入しやすくなったり、PTAネットワークでお下がりが利用できたりするから、経済負担は小さくできるから問題ない、と反論が来ました。すると、またガバから、いやいや、我が子が希望に燃えて入学するのに、はじめから、見ず知らずの人のお下がりを着せるのはかわいそうだし、それはしたくないので、それは当てはまらないと再反論が来ました。

また、ガバから、制服だと真夏に暑く、冬は寒くて大変という主張に対し、オポからは、今時はどこでもエアコンが入っているから問題ないと反論が来ました。

また、オポから、制服を着て、学校に行かずにゲームセンターにいたりすると、すぐに見つけることができ、非行の抑止力になるという話の途中で、ガバからは質問(POI)が飛んで来て、いやいや、まさか、非行に走る生徒は、制服を私服に着替えますよ、そんなの当たり前ですけど、そこ、どう思いますの?

と、こういう感じで、議論が進んでいきました。

英語で言うので、いつもの何倍も脳みそを高速回転させないとけません。アドレナリンかポドレナリンかなんかでてきて、みんなのほおも紅潮してきます。

さて、これを読みながら、何か言いたくなってうずうずしている人?もはやスマホに向かって、「いやいや、問題なのは夏に冷房がきつ過ぎることだからー。」「は?うちの学校、冷房ないんですけどーー!」などと叫んでいるあなた、一緒にディベートをやりましょう。

質問(POI)されて、えっ、おっ、そう来る?そうかーーーーあれ、私のスピーチどこまで行ったっけ、どうしよかーーぎゃーもう時間切れで言いたいこと言えなかったやんけーと、GAME OVERの画面バッサリ食らった感じで、終了ーーーー!お互いみんなと握手して、終わったわーありがとうございましたーーー♡

お互い練習させてくれて、ありがとうの感謝が、

この握手で伝わります。ジャッジのリフレク(勝敗発表と振り返り、励ましのコメント)を待つ数分間、みんなしてワイワイと悔しがる風景。そういうのが良いのですよ、なんとも。
【午後の部、生徒たちのディベート】

さて、美味しいお弁当で休憩していたら、どんどん生徒さんが集まって来ました。

午後の部スタートです。


河野先生によるレクチャーから
ウォーミングアップの楽しいアクティビティ(これも大変参考になりました!)の後は、いよいよ論理的なスピーチの作り方、AREAでスピーチを作る実践から。
①Assersion主張
②Reasoning 理由
③Example 具体例
④Assertion 再主張
を、記入するシートを使って、英語面はホームティーチャーがヘルプしながらの活動でした。これ、とても良かったです。この時間が持てること、しかもこんなに沢山のホームティーチャーが英語面サポートしながら練習会ができること、関西ディベート練習会、なんて素晴らしい、しかも河野先生と一緒にこんな実戦ができるなんて、すご過ぎる、夢過ぎる、と感動しました。
さあ、次はいよいよ生徒たちのディベート、各テーブルに分かれてプレパ(準備)します。プレパ時間は15分。(少し長めに設定することもある)そして、あっという間にラウンドが始まりました。

おお、みんな、英語がきれい!発音がきれい。カタカナ発音がいません。そう、みんなECCの生徒さん、この実感、とても嬉しいですね、改めて。

学年は中1から高2まで。中1の生徒さんにはもちろん簡単ではないです。それでもスピーチシートに沿って、一文二文でも、チームの中の役割を果たせるように頑張っています。会場全体がみんなを応援する空気でいっぱいです。中2となると、かなり話せるようです。やはり準2級を持っている生徒さんだと、随分スムーズに英文が出てくるようです。
ちなみに今回の生徒たちのモーションは
第1ラウンド
We should ban school uniforms. 
我々は学校の制服を廃止すべき。

第2ラウンド
Living in rural area is better than living in urban area. 
田舎に住む方が都会に住むより良い。
でした。
今回は私も第1ラウンド、第2ラウンドとも、ジャッジをやらせていただきました。
【思い返すと、これに憧れていたのか。】

丁度1年前、2018年の1月
初めて、即興型英語ディベートの練習会に、参加しました。東京の濱原先生(ECCジュニア新町1丁目•日体幼稚園教室)がやっている練習会です。

そのたった一回の衝撃の大きさで、2018年突き動かされていました。途中の息切れも含めてですが。

感動しました。あの日、初めてお会いした女性二人。ジャッジをしてリフレクを下さったお二人に大感動したのです。ディベートのルールも何も、全然わからず参加して、全然ダメダメだった私を、こんなに前向きにして下さるなんて。ただ褒めるのではなく、一人一人に、できていたことと、今後に向けてのアドバイスを短い時間にシンプルに話して下さるなんて。その人柄や力量にただただ感謝しました。

そして、どうしたらあれができるようになるんだろうと強烈に思いました。どこで何をどう学べば、ああなれるんだろう。全くなんの糸口も見えない真っ暗な宇宙でしたが、その先に光があるはず。ものすごく強い憧れを持ちました。

では続けて東京の練習会に毎月行こう、と思っても、2月も3月も、日程がことごとく合いませんでした。

どうすれば、私がディベートを練習させてもらえる場所が見つかるか、
濱原先生にすがるようにして、質問したら、

返ってきた答えが、オンラインでできるよ。この人につながると、毎週日曜日の夜、やっているよ。それがMr.Mixidea こと、森山さんでした。
いつもいつも、生徒たちへのメッセージで繰り返して書いてきた

Where there’s a will, there’s a way. 

は、本当なんだと思いました。そんなことを思い出しながら帰りの飛行機に乗りました。

また富士山が見れました。単純に大変嬉しい。おめでとう㊗️
長々と書き、最終的に何が言いたいかと言えば

富士山に喜びながら、遥々行くのも良いですが、

私は、地元でこれをやりたいです。

地元の生徒達を集めて、これをやりたいです。近隣の先生方と人数集めて、河野先生や他の素晴らしいコーチのお力を借りて、論理的に英語でスピーチする力を訓練する場所を作っていきたいです。

近隣の先生方、一緒にやりませんか。1月27日、東北練習会2回目をやります。ホームティーチャー対象です。興味がある人、どうぞ連絡ください。

オンラインでも一緒にやりましょう。そちらの方が、頻繁にできるので絶対おすすめです。今日火曜日も午前10時から、関東のステッチ先生がラウンドを立ててくれています。

連絡くださいね。

さて、個人的には、まだ正式PDA認定ジャッジへの道、大きな関門が残っています。今週末、緊張しています。
最後までお読み下さった方?すみません、ありがとうございました♡プレゼントあげたいくらいです。

皆さま、連休明け、いつもの調子を取り戻す充実の1日でありますように。



まるちゃん、河野先生
まるちゃん、全てにおいて、言葉では伝えられないほど感謝している、その尽力、本当にありがとう!
河野先生も、いつもいつも、ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします。
https://ecc-yurigaoka.amebaownd.com/posts/5561075

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