高校生クラス・poverty -貧困について考える-

奈良県香芝市の英語・英会話教室、ECCジュニア高山台教室たかくわです。


ECCジュニアの高校生コースがすごい!!!

(正しくいうと、高校生以上はジュニアではなくECCブランチスクールという名称ですがそれはおいといて)こちらの教材が去年から改定になっていて、高校生以上の1年目クラスが去年、二年目クラスが今年新しくなり、講師もわくわくしながらこの真新しい教材をつかったレッスンに取り組んでいます。


コースブックでは、高1までに習った文法事項を使って自分の意見をまとめる練習や、会話練習を行いますが、これが実際やってみるととても良い!意識して文法、たとえば今週は未来完了でしたが、これを用いて意味のある自分の意見を言うことで、表現がこなれてきて表現の幅も広がるし、自分の口からしっかりと言った内容は聞き取りやすくもなるしで、やっていて本当に楽しい!


また今週の高2クラスでは、貧困をテーマに英語で知識を学んだり、貧困にまつわるパッセージのリスニングとリーディングを行い、生徒の意見に耳を傾けました。日本におけるこどもの貧困はなんと7人に1人が苦しめられている!学校の教室で考えると1クラスに数人いることになってしまう、これには生徒も私も驚きつつ、貧困に苦しむ子どもたちに、学生がボランティアで放課後勉強を教えることなどで問題解決に貢献出来るだろうか、という話などが出ていました。


日本における子どもの貧困を描いた映画、『誰も知らない』はぜひ見てほしいなぁと思い紹介しました。

また、リーディングマテリアルに興味深い話題が上がっていました。低体温症で亡くなってしまうホームレスを助けたい、と開発されたシェルタースーツです。すでに貧困の vicious cycle から抜け出すことが容易ではないことをテキストで学んだうえで、こうした貧困にあえぐ人々を助ける手段をリーディングマテリアルを通して触れていくというのは、学びが深まるなぁと感じます。

高校生クラスでは、このように各レッスンにひとつのテーマがあり、ボキャブラリーの導入から聞く、話す、読む、書くまでをこのテーマでやり通すんです。ほんとによく出来た教材だし、これを使って生徒に教えることが出来る幸せを噛み締めながらレッスンしています。

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