PDA認定教育ジャッジ研修

先週末、大阪府立大学で行われたPDA認定教育ジャッジ研修に参加してきました。PDA教育ジャッジとは、主に中学・高校の授業で使用される即興型英語ディベートのフォーマットの下、教育的な指導ができる認定ジャッジのことです。


ちょうど今週末、生徒も巻き込んだ英語ディベート練習会を立ち上げるので、願ってもないタイミングでのこのジャッジ研修!スケジュールについては事前に申し合わせたわけでもなかったので日程をお伺いしたときにはもう今年最後のミラクルかしらねなんて思っていたのですが。


今回の研修で最も心に刻まれたのは、PDAというフォーマットは公教育の中にディベートの手法をもちこむために、通常のスタイルよりきゅきゅっと短めにまとめたものであり、文科省事業として行なっている活動は決してディベーター育成事業ではない。

自ら英語ディベートの世界に飛び込んでがむしゃらに練習しまくって英語の4技能あげまくる生徒はほっといてもどんどん力をつけるのでほっといてもだいじょうぶ、問題は大多数の普通の生徒です。普通はなかなか英語ディベートに出会うことなく生きていくことがほとんどですよね。私もこんな年になるまで出会わなかったし、英語教育に携わっている今だからこそハマりもしましたが、もし十代の頃にこの存在を知っっていたとして、いやいや無理無理~と避けて通っただろうと思うんです。


悲しいかな英語ディベートってきっとそういう位置づけ。実際問題若い頃にはもっと楽しい誘惑がたくさんありましたからね(笑


PDAは公教育の授業にディベートを取り入れることで、普く多くの子どもたちが社会の急速な変化に対応出来る、社会を生き抜く力を身に着けていくことが出来るよう活動していて、今後2020年の教育改革に向けその動きはさらに活発になって行きます。

ディベートに必要不可欠なもの、それはジャッジのフィードバックですから、そのためにも今後認定教育ジャッジを増やして行く計画であるようで、うまい具合にその波に乗っかった感じなのですが、いやぁ、それにしても楽しかった!


二日間でディベートを9ラウンド、ディベート実践、ジャッジ実践、PMスピーチ練習、めくるめく実践の嵐(爆

その嵐の合間にジャッジとして気をつけたいポイント、目指すべき教育的リフレクの中身をたっぷりみっちり学習、認定試験のペーパーテストも受験してきました!


今週末に行われるわたしたちの英語ディベート練習会キックオフには、このジャッジ研修に参加したホームティーチャーのうち10名が参加、はじめてディベートに取り組む生徒たちには、中高生へのディベート実践に長け、またご自身も先ごろ行われたJapan BPという日本のメジャーなディベート大会において決勝ラウンドに残られた、現役ディベーターでもある河野周先生が講義をして下さいますし、ホームティーチャーに向けてはジャッジ研修やお悩み相談?(爆)にものっていただける予定です。


現在のところホームティーチャーは33名、生徒は31名参加、ECCスタッフやPDAスタッフもかけつけてくれる予定、どんなことが起こるのか、楽しみであると同時に不安な気持ちもちょぴっと入り混じっていますが、ここまできたらやるしかない!まだまだ今年最後のミラクルは終わってない!


ちょっと興奮気味で寝付けないのですが、この春、PDA中学生全国大会を見に行ったときには、尊敬する先輩ホームティーチャーの一人がPDA代表の中川さんに、なにか協力できることがあったらぜひ!と詰め寄っていましたが、まさかまさか今年中に認定ジャッジ研修に参加出来るチャンスを頂けるとは思っていませんでしたので、なんというか、感無量なのですよ。


今年は春からここまで本当にいろんな出会いがあって、いくつもの奇跡が重なって、仲間たちとともにこんな時間を過ごせたこと。本当に夢のようで、でも夢で終わらせてはならないという気合充分です!


さて今週はECC中学児童英語検定試験ウィーク、いつもと違うテーブル配置に生徒もびっくり(笑

小学生クラスでは、クリスマス発表会の課題を皆にお知らせ中、発表まであと2週間、しっかりご自宅での練習をお願いしまっす!


私もディベート&ジャッジ練、がんばりまっす!

この上ない仲間たちとお決まりのポーズ!

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