奈良県香芝市の英語・英会話教室、ECCジュニア高山台教室 たかくわです。
さて去年の暮れのことになりますが、東京で行われたPDA高校生即興英語ディベート大会に、ジャッジとして参加してきました。私がディベートを始めた5年前から縁あって、PDA認定教育ジャッジとして欠かさず参加しています。
ジャッジは参加校の先生が帯同ジャッジとして参加されることが圧倒的に多いので、なんでまた??と今回はよく聞かれました。
なんでなんでしょうねぇ…。
わたし自身、自教室の生徒たちにもディベートを実践させて思うことは、うまくディベートがハマるとさまざまな能力が飛躍的に伸びます。ちょっと考えただけでも、
・思考力
・想像力
・語彙力
・スピーチ力
・マナー
・即興力
・発音
・傾聴力
・度胸
・チームワーク
・集中力
・知識欲
もっとあるかな。
英語に関することが多いですが、英語のみの活動を結構まとまった時間一気にできる活動で、これだけの刺激を与えてくれる活動って他にちょっと思いつかないです。
ただ、じゃぁじゃんじゃんやらせりゃいいじゃん!というものかというと、そうでもない。ディベートには勝敗がつくので、それがモチベーションになる反面、ややもすると、むしろやる気をそがれたり、自己肯定感がそこなわれたり、つらい思いをする生徒さんがいるかもしれません。
自分もディベートをしていて感じるのは、気持ちがアツくなる分、適当なコメントで勝ち負けを言い渡されると、なかなか納得ができないし、反省点とまっすぐ向き合えなくなることがあります。
これってめっちゃもったいない!
そもそも、全国から猛者があつまる英語ディベート大会に参加するぞー!というモチベに生徒をもっていくことはなかなか簡単でない場合もあるかと思います。せっかくすばらしい学びの場にいる生徒に、たとえ負けてもここでは十分得るものがあった、よし、次はアドヴァイスを活かしてこうしてみよう!と前向きになれるようなジャッジコメントがしたい。負けを言い渡した生徒が熱心にメモをとったり、目を輝かせて「次やってみます!」言ってくれたのを見ると、ああ今年も来てよかったなと思ったりするのです。
今年はとくに、後でPDAから送られてくる生徒のコメントをみていると、あーーーあの子が書いてくれたんやろかな、とディベーターの顔が浮かぶコメントがいくつかあって、またやろうと思ってくれたらしい事が手に取るように感じられ、達成感がありました。
ディベートを始めて、自分自身の英語力が増すとともに、生徒が拙い英語で伝えようとすることを汲み取る力や、発表へのコメント力もかなりついたように思います。折しもECCでも高校生教材に正式に「ディベート」の文字が踊る今年。実り多き一年になる予感です!
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