小学校高学年初心者・英語英会話【PE】クラス、毎週実施しているタイムドリルで表(簡単バージョン)をやる子と、裏(難しいバージョン)に挑戦する子にわかれがちな今日この頃。
表に挑戦する子の言い分は、「難しいのやっていっぱい間違いたくない~!」
そして裏に挑戦した子も、たくさんバツがつくと「もういやや~」
高学年初心者クラスでは、毎年間違うことを極端に避けようとしたり、わからないことをわからないと言えずに笑って誤魔化そうとしたりする生徒がちょこちょこいたりします。ときには間違いを指摘されて立腹したり、泣いてしまうことも。
そんなときには、アホやな、今のうちにどんどん間違ったらええねん!みんなは英語始めて何年目!?まだ1年目やろ、間違ったらええねん、わからんかったらわからへーん!言うたらええねん、全然恥ずかしくないで、ほら、私みたいに英語何十年もやってて先生やってると、わかなくてもわかりませんってどんどん言いにくくなるねん(あ、私は言いますがw)、でもみんなは1年目やろ!?わからんことだらけや、それが当たり前!
そんな話をしたりするのですが、「失敗は成功の母である。」ということが如実にわかるビデオが最近ネットで話題ですので、今日はそれを見てもらいました。
そのビデオというのは、時代の寵児とも言える南ア出身の実業家、イーロン・マスクが今までうちあげてきた Space X の失敗動画集。イーロン・マスクのことを知っている生徒はいませんでしたので、まず軽くイーロン・マスクと Space X について説明。
Space Xというのは今までのスペースシャトルなどが発射時に海に捨てていたブースターを、いちいち捨てるのではなく再利用出来ないものか?という彼の突飛とも思えるアイディアを具現化した画期的な宇宙船で、当初は誰もがそんなの無理ー、と馬鹿にしていたけれど(私も無理だと思っていました)、最近ではコンスタントに成功するようになり、NASAともガッツリ組んでスペース・ステーションへの荷物を届けたりという実務もこなすようになり、いずれは人を乗せて世界中を行き来するという実用化に近づきつつある夢のプロジェクトです。
その夢に到達するまでには、数え切れない失敗がある。それがこの動画なわけです。
コミカルな音楽に爆発に次ぐ爆発、子どもたち大笑いで見ていました。失敗から学ぶ、そして次のステップへ進む。最後に初めての成功が2パターン収録されて動画は終わります。ここから何か感じ取って欲しいなと思うんです。
あ、しまった、生徒たちに次のステップの動画を見せるのを忘れていました(爆
失敗を恐れずに、いっぱい間違って、いっぱい吸収して、輝かしい未来に向けてがんばろう!ここではいくら間違ってもいいんだよ!
そういうメッセージを発信し続けたいと思います。
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