夏休みだし、ちょっと違ったことがやりたいなぁ!ということで実施した関西ディベートまつり、無事終了いたしました!
今回は生徒から希望者を募り、ホームティーチャーチームと対戦するというモデルディベートも実施、他の生徒たちはプレパ時間中にフローシートの使い方やRelevancyのレクチャーも実施し、オーディエンスジャッジとしてVoteしてもらいました。そしてその結果、なんと高校生チームが勝利するという、めちゃめちゃ美味しい展開に!(爆
いやでもね、私がはじめて英語ディベートに出会ったのは、PDAの中学生全国大会、その帰りにホームティーチャー仲間と、これ生徒にやらせたいね?できるかな?どうだろう?と飲み屋で語り合い、そこから1年を待たずして練習会を立ち上げ、こうして生徒チームが先生チームに勝利するまでに至るであろう未来をその時描いていたかと言われると、全然だったので、これはもう本当に記念すべき一日となりました!
参加者は北は北海道から南は鹿児島まで、ホームティーチャー32名と生徒50名・計82名が集まりました。初心者は初心者レクチャー+1ラウンド、経験者は2ラウンド試合を実施、プラスモデルディベートという合計3ラウンドを行いました。
初心者レクチャーで取り扱ったお題は下記の3つです。
◎部活の早朝練習を廃止すべきだ
◎救急車の利用を有料化すべきだ
◎人々が嘘をつくかつかないかをコントロールできる薬が発明された。この薬により、だれもが嘘をつかない世界が実現することとなった。しかし、だれもが嘘をつくことができる世界のほうが望ましい。
みっつめ長!!!(爆
いや、ちょっと今回論題設定斜め上にいきすぎた感がなくもなかったのですが、生徒さんはいずれもしっかり考えて、すばらしいポイントをAREAをきっちり使って説明してくれました!
また、モデルラウンドのプレパタイムにはマニュアルのフローシートの使い方、またそれでは飽き足らず進化したフローシートの見本として練習会でジャッジを担当してくださっている先生方のフローシートを紹介。
さらに立論のなかで「こういう事象が起こります」ということは皆上手に言えているけれど、それがなんで重要なのか、なんでこの論題に関係あるのか、なんでこちらのポイントとなりえるのか、というところまで説明しきれていない事がよくあるので(ま、私もできてなかったりますが・爆)、ワンポイントプラクティス、みんなここ上手だったなぁ、これ、次回から初心者レクに入れられないかなと思ったりもしました。
今回のラウンドは下記の2つで行いました。
Long summer vacation should be abolished.
(長い夏休みは廃止されるべきだ)
We should allow junior high school students to use smartphones during class.
(中学生が授業中にスマホを利用することを許されるべきだ)
モデルディベートと、生徒全体の第2ラウンドは同じモーションを用いました。これにより、初心者はラウンドの全体像を見ることができただけでなく予めどのようなことが言えるかがイメージできている状態でスタート、逆に経験者はさっきのモデルディベートとは全然ちがうポイントを出そう!と頭を捻りまくるというねじれ現象が散見され、それはそれで各ブレイクアウトでなかなか見ものな展開となっていたようです。
練習会の最後には、生徒たちの前回の練習会のアンケート回答の一部をシェア、失敗した!と思っている子がたくさんいるかもしれないけれど、若いうちにうんとたくさん失敗してたくましく育ててほしい、という思いを込めて、世界一(?)失敗に金を投じている男、イーロン・マスクのSpace X打ち上げ失敗映像をシェアしました。
失敗ほど価値があるものはないということは、年を重ねないとなかなか実感としては湧いてこず、失敗したら蓋をしてそのまま見ないようにすることが若い頃にはままあるかもしれません。それはそれで、何年かあとにあのときの失敗が生きている!と思えることがあるかもしれず、失敗のまま終わらせたから失敗になるわけでもない。
JA(中3)の暗証課題にもあるConnecting Dots 、その点のひとつに今日の練習会がなってくれたなら、こんなにうれしい事はありません。
最後になりましたが、この練習会を支えるホームティーチャー(一部ですが)を紹介します!
中には原型をとどめていない人もいる気もしますが(わたしか?)、今回もホームティーチャーにとって貴重な休日であろう日曜日の昼下がりの時間を提供してくれ、生徒たちにたくさんのフィードバックを頂きました。この先生がたがいなければ成り立たない関西練習会、次回は9月12日(日)を予定しています。
その少し前にコロナの予防接種を受けるので、大丈夫かなーとちょっとビビってますが、またZoomでみんなのがんばりを見られることを楽しみにしていまっす!
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